吹奏楽部に入ったらチューバという知らない楽器を渡された人の為に

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息を出してみる2 

      2014/08/12

 

前回の記事(息を出してみる1)で、チューバに限らず、管楽器を演奏するのに大切な

息を「たっぷり」「一定」「まっすぐ」出しているか確認したので

次は、よりチューバを演奏するのに適した息の使い方について考えてみます。

 

チューバは、ゆっくりとした、たっぷりの息が必要です (・∀・)

 

「ゆっくりで、たっぷりの息」というのは言葉で表すと何となくわかるような気がするのですが

実際にそういった息を出すには、もう少し具体的なイメージが必要になるかと思います。

 

そこで私がおすすめしているのが、寒いときに手を温めるときに出す息です。ε=(。・д・。)

「ほ~~ ε=(。・д・。) 」と手に息をかける「あれ」です。 

 

文字だけで「ほー」とか「hoooo」と表現しても良いのではないかと

思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

より良い状態(口の中の容積を広くとり、舌の位置が下がっている状態)を

感じとって頂くためにも、上記の「寒い時にに手を温める時の息」をイメージ、もしくは

実際にやってみていただければと思います。

(また、間違って「有声音」で行わないために・・・という意味合いもあります。 「ほー」は、無声音です)

 

ここまでで、チューバに適した息の流れを大分つかめているかと思われますが

「たっぷり」という「量」の方が、おろそかになっていることがあるかもしれませんので

最後に、上記のチューバを吹くのに適した息の使い方で、前回の記事でご紹介した

ティッシュを壁に吹き付けて落ちないようにする練習をしてみましょう。

 

※練習しすぎると、過酸素で頭がクラクラしてしまうので、連続して行う場合は

 目安として3分までとし、休憩を必ず入れてください。

 もちろん3分でなくても、疲れたらそこで休憩してください。

 

今回のポイントは、「ほー」で息を出すことです m9(・∀・)

(タンギングも加えて、「とー(無声音:tohhhhhh)」で、やってみるのもOKです)
如何でしたでしょうか?  ティッシュが落ちるまでの時間が少し短くなるかもしれませんが

沢山の息を使わざるを得ないので、仕方ない(問題ない)と思います。

 

 

・・・ということで、ここまで来ると、

 

「い、息が足りない・・・ ( TДT) 」

「ブ、ブレスがぁぁぁ・・・:(;゙゚’ω゚’):」

 

と、なっている方がいらっしゃるかと思いますので、

次回からは息の「吸い方」について考えてみようと思います。

 

 - 息の使い方(ブレス), 息を出してみる , , ,

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