ちょっと懐かしいチューバなCD紹介:The Virtuoso Tuba (Michael Lind)
The Virtuoso Tuba / Michael Lind
画像のリンク先で試聴出来ます。
ノルウェーなど北欧のオーケストラで活躍され、また、長年ソリストとしての
活動も著名なM.リンドさんによるチューバ・ソロのアルバムです。
(現在はスウェーデン王立音楽院で後進の指導もされているそうです)
このアルバムに限らず、リンドさんのチューバの演奏は
美しい音色と、豊かな音楽性、ナチュラルな歌心で
チューバ吹きの間でも、非常に人気の高いものとなっています。
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リンドさんの美しい音色と音楽を楽しむ
この他にも、いくつかソロのアルバムを出していらっしゃるのですが
個人的に、このアルバムの一曲目、「Landscape」という曲が
好きなので、このアルバムを取り上げさせていただきました。
この「Landscape」という、弦楽器とソロ・チューバの為に書かれた抒情的な曲は
決して演奏会で取り上げられる機会が多い曲ではないのですが、
リンドさんの美しい音色と、歌心を楽しむには最適な録音の一つでは無いかと思います。
また、この他にも、R.V.ウィリアムズのチューバ協奏曲やチューバ・ブッフォといった
定番曲が収録されているのですが、ダニエルソンが金管5重奏とソロ・チューバという
編成のために作曲した「カプリッチオ・ダ・カメラ」も、親しみやすい旋律と内容から
中・高校生の学生さんをはじめ、沢山の方に楽しんでいただける作品だと思います。
著名な金管楽器奏者を生み出す北欧
なお、北欧というとリンドさんだけでなく、リンドバーグさん(Tb)やハーデンベルガーさん(Tp)、
J.B.ラーセンさん(Tuba)等々、金管楽器の世界的な名手が生まれる土地でもあります。
風土的な物なのか、その国独自の教育のシステムがあるのか、個人的に非常に
興味深い所ですので、機会があれば、素人目線ではありますが、一度調べてみようと思います。
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