エンパイア・ブラス
エンパイア・ブラスの創設者でトランペット奏者のロルフ・スメドヴィグさんが
先週の月曜日(恐らく4月27日頃)に自宅で亡くなったとの訃報がブラスファンの間で
流れました。享年62歳…若い…(New York Timesにも記事が出ていました)
今でこそ、フルタイムの金管五重奏や金管アンサンブルは沢山ありますが
1973年に結成された「エンパイア・ブラス」は金管五重奏の先駆的な存在で
数多くの素晴らしい録音やアレンジ作品を残すとともに、
著名な指揮者であり作曲家でもあるバーンスタイン氏がエンパイア・ブラスのために
「ダンス組曲」を作曲するなど金管五重奏の発展に大きく寄与しました。
エンパイア・ブラスの歴史の中で、リーダーのスメドヴィグさん以外は
メンバーが変わりましたが、トロンボーンにスコット・ハートマンさん、
チューバのサミュエル・ピラフィアンさんが在籍した80~90年代頃のメンバーは
グループにも勢いがあり、各自の技量を発揮した素晴らしい録音が
いくつも残っています。
剣の舞から始まるクラシック名曲を集めたClass Brass-on the Edgeモーツァルトの数々の名曲を金管五重奏で再現したMozart for Brass
などなど沢山の録音が残っているのですが、
私が今も昔も変わらず一番好きなのは「On Broadway」というアルバムです。
Empire Brass – On Broadway(以下のリンクで一部試聴出来ます)
http://www.amazon.com/Empire-Brass-On-Broadway/dp/B001AUDC5O
もちろん私はチューバですので、ピラフィアンさんの
もの凄いプレイ(テクニックだけでなく、生き生きとしたリズム感!)に
自然と耳が向いてしまうのですが、アルバム2曲目Hello Dollyでも前に出てくる
スメドヴィグさんの重量感のある安定した音色は、今でも頭の中で再生されます。
facebookでは、元メンバーのトロンボーン奏者 スコット・ハートマンさんも
この訃報について、悲しみのコメントを投稿されていました…..
私もスメドヴィグさんが若くして亡くなってしまったことが残念でなりません。
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