「ひまわりの約束」をチューバで演奏してみた。
2015/07/03
先日になりますが、YouTubeとニコニコ動画に
「ひまわりの約束をチューバで演奏してみた」を投稿しました。
とても素敵なメロディーラインと、
途中サビの部分でストリングスが入って泣ける展開の曲で
以前よりチューバで演奏してみたい・・・と思っていたのですが、
気が付くと1年ほど経っていましたw
ちなみに今回使っている楽器は
B&SというメーカーのPT6PというC管のチューバです。
私が手入れを怠っていることもあり、いい感じに(?)銀メッキが黒くくすんできました(笑)
同じPT6のシリーズには、ロータリーのバージョンもあるのですが
こちらも素晴らしい楽器です。
自分が銀メッキ・ピストンの楽器を吹いているせいか、
ラッカー仕上げの楽器やロータリーの楽器に非常に憧れます。
楽器を決める際は、「チューバはやっぱり銀メッキのフロントピストンだろ!」と
思っていたのにいい加減なもんです(笑)
ちなみに個人的な感想として、ピストンとロータリーでは
楽器の構造的な違いから音色と吹奏感に違いが出てきます。
吹奏感については、ロータリーの方がツボが手前にあるような気が私はします。
ピストンはロータリーに比べると奥にあるような感覚がします。
音色も吹奏感も、好みは十人十色だと思いますし
メーカーによっても差があります。まずは沢山在庫のあるお店を見つけて
色々と試奏させていただくのがベストかと思います。
ちなみにB&Sからは、近年「MRP」というC管ラッカー・ロータリーのモデルも
発売されています。ちなみに「MRP」というモデルの名称は
楽器を監修されたダニエル・ペラントーニさんの名前を冠してのものです。
(現在は、銀メッキのモデルもあるようです。ちなみにMRPのF管はピストンです)
一度、楽器を吹かせていただいた事があるのですが、非常に素晴らしいレスポンスと
豊かでクリアな音色に感動した覚えがあります。
楽器も電子機械と同じく、日々、メーカーが切磋琢磨しあって
開発・改良が行われ、良い楽器が生まれてくるんだな・・・と一人勝手に納得しました(笑)
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