ちょっと懐かしいチューバなCD紹介:Tuba Tracks(Gene Pokorny)
2015/07/19
Tuba Tracks(チューバ:Gene Pokorny)
画像のリンク先で試聴できます。
シカゴ交響楽団のチューバ奏者 G.ポコーニさんの一枚目のソロCDです。
ポコーニさんは、オーケストラでの非常にダイナミックな演奏が有名ですが
こちらのソロのCDでは、伸びのある美しい音色と歌心を堪能することが出来ます。
Sponsored Links
冒頭、一音目の伸ばしの音の美しさ…。
恐らく初めて聞く方は、一曲目、ヘンデルのフルート・ソナタの一番初めの音に
(恐らくGの音からだったと思うのですが)心を奪われるかと思います。
そして、あまり話題には上がりませんが、ソロ向けであるF管のチューバだけでなく
オーケストラでも使う大きなチューバ(CC管)でも数曲、収録されているのが
ポイントです。(先ほど見たところ、デジタル版だと解説が無いため、
どれがCC管か分かりませんね…後日、私が持っているCDのブックレットを確認して、
どの曲が、どの楽器か掲載しようかと思います)
どうしても、チューバのソロのCDだと、そのほとんどはF管で演奏しているため
中・高校生の方にとっては、音色のイメージが掴めにくい場合があるかもしれません。
そういった面では、このポコーニさんのCDはCC管での演奏もあり、お勧めです。
ちなみに、ジャケットは、ポコーニさんと機関車が一緒に映っている写真なのですが
・・・ポコーニさんは大の機関車(鉄道)好きだそうです♪
チューバのオリジナル曲も良いのですが、このアルバムの様に
クラシックの名曲をチューバで楽しむのも素敵ですね!
Sponsored Links
関連記事
-
-
Spanish Brassの魅力
先日、実力派の金管五重奏団 Spanish Brass Luur …
-
-
耳コピの大きなメリット: ピアニスト園田涼さんのコラムとセルジオ・カロリーノさんのお話し
読売新聞で、東大卒のピアニスト 園田涼さんという方が 「ソノダ涼風ファンタジー」 …
-
-
ロングトーン(併せてブレスとチューバを吹く時のポイント)楽譜付き 後編:吹く時のポイントとまとめ
さて、前回はロングトーンの話と併せて、ブレスについて触れましたが、 今回は、「チ …
-
-
シンフォニーセンター リニューアル20周年
シカゴ交響楽団のホームグラウンド、シンフォニーセンターが大規模な改修を経たリニュ …
-
-
すごい熊を見つけた:シカゴ交響楽団「ペトルーシュカ(1911年版)」
もしかしたら最強にパワフルな熊かも… ・シカゴ交響楽団:ペトルーシュ …
-
-
シカゴ交響楽団 アジア・ツアー2016
7年ぶりに、シカゴ交響楽団が来日 ファンの方は、すでにご存じの事かと思いますが、 …
-
-
ローブラスセクションの並び(CSO)
Yesterday at the @KauffmanCenter – …
-
-
アルコール検出機能付き自転車ロック
道路交通法が改正されて、日常的に自転車を使う方は 様々な点で、これまで以上に気を …
-
-
シカゴ交響楽団×ドボ8
シカゴ交響楽団のドボ8が、twitterで見れるみたいです! 金管セクションもご …
-
-
チューバも大きいけど、このフルートは…デカい!!
クレア・チェイスさんにお入りいただき、藤倉大「フルート協奏曲」のリハーサルが始ま …
